人気ブログランキング | 話題のタグを見る

トレーニングの効果

今日は第2回のコントロールテストでした。
冬期トレーニングを1ヶ月積んだ成果は・・・

パワー  DOWN
スピード DOWN
持久力 超UP

この1ヶ月やってきたことが目に見えて分かりました。

走って走って走りまくっていたので、
持久力が上がるだろうというのが期待される練習効果です。

そして実際に、40秒間走の距離が
305mから315mへと10mアップしました。

うまくいったね、バンザーイといったところです。

一方で、トレーニング中の走スピードが遅いこと、
練習の疲労がたまっていること、
などから、ジャンプ系の種目やダッシュ系の種目では
値が下がるだろうというのも予想されたことです。

実際にそれらの種目全ての数値が落ちていました。

このように、トレーニングの効果を評価しながら、
次のトレーニングの方向性を決めていきます。

私の場合は、筋力やジャンプ力が未熟なので
今度はそのあたりの強化に重点を置こう
という風になるわけです。

人間のトレーニングは、

芝調教ならスピードが上がり
ダート調教ならスタミナが上がる
(byダビスタ)

という単純な関係が成り立たちません。

スポーツに限らずなんでもそうですが、
評価をしていくということは不可欠です。

そうしないと、
スピードアップのためにトレーニングしていたのに
実は持久力ばかりついていた、

というような事態がよく起こります。

走るスピードや距離、持ち上げる重さや回数などの
変数がちょっと変わっただけで効果が変わってしまうし、
その変わり方に個人差があるので、

同じトレーニングをしても当然みんなが
期待される効果を得られないものなのです。

だから、評価をして、うまくいっていない人は
これらの変数をいじって
望ましいトレーニング効果が出るように
トレーニング内容を変えることになります

どの時期に持久力・筋力を高めるべきか、
スピードが立ち上がってくるのは何月か、
などトレーニングのタイミングも重要です。

このタイミングのくわしいことは、
トレーニングのピリオダイゼーション(期分け)
の勉強をしてください。


トレーニング方法をパズルのように
組み合わせるのは結構楽しいです。

それだけでコーチング論の
一つの学問になるほど奥が深いです。

しかし、そのトレーニングを自分でこなすとなると
泣きそうになるほどきついです。
せっかく計画立てたらやらないと意味ないですからね。

ただそうやってがんばって、結果が出ると
すごく達成感が得られます。

その達成感を多くの人に味わってほしいと思います。
by taji-kistan | 2005-12-24 15:05 | かけっこ【2007更新停止】
<< そういえばクリスマスでしたっけ 安易な判断やめるべし >>