1987年世界陸上男子100m決勝

1.カール・ルイスUSA9.93       +0.9
2.レイモンド・スチュワートJAM10.08
3.リンフォード・クリスティーGBR10.14
4.A・コバッチ HGR 10.20
5.V・ブリズギンURS10.25
6.L・マクレー USA 10.34
7.P・パボーニ ITA16.23
  ベン・ジョンソンCAN9.83 ※ソウル五輪のドーピング違反により無効

この頃は全世界がルイスVSジョンソンに湧いていた。このレースも2人の対決に興味は集中していたことだろう。

レースはジョンソンの圧勝といえる内容だった。スタートで飛び出してそのまま独走。ドーピングの問題はここでは置いておいて、なんとも気持ちいい勝ち方だ。

ジョンソンがすさまじいスタートを見せる。いわゆるロケットスタートが炸裂した。しかしルイスもこの時は抜群のスタートを見せた。後半型のスイスが前半ですでに上位におり、50mではジョンソン以外は前にいなかった。

50m時点で主役はジョンソンとルイスにしぼられていた。
後半に強いルイスなら逆転可能な差にも思えた。

いつものようにルイスが抜き去るのか?しかし差がなかなか縮まらない、
80mを過ぎてもまだルイルが伸びてこない…もしかしたらこのままか?

そしてとうとう差が縮まらないまま9秒83でジョンソンがゴール!!世界新!!!(後で幻に)

ルイスも9秒93の好タイムでゴール。(後のジョンソンの失格により、この時点でカルビン・スミスと共に世界記録保持者になる)しかしながら、最後は少しあきらめたようにも見えた。



レース展開とは関係ないが、この頃は黒人に混じってソ連、ハンガリー、イタリアの選手が決勝に残っていることも興味深い。91年大会以降は、決勝が黒人で占められることが多くなり、世界大会の100m決勝で白人が複数走った最後の大会となった。
[PR]
by taji-kistan | 2006-11-10 18:39 | かけっこ【2007更新停止】
<< インゲン豆 91年世界陸上男子100m決勝 >>