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覚悟したのにだまされた【ライフ・オブ・デビッドゲイル】

木・金は大学院入試で研究室を締め出されていたので
ひさびさの投稿です。

最近また夜眠れません。
無為にすごしてももったいないと思い、
近所のレンタルショップでビデオを借りました。

タイトルは「ライフ・オブ・デビッドゲイル」。

日本では大々的に上映されたわけじゃないので、
知らない人も多いかもしれませんが
度重なるどんでん返しが評判のアメリカ映画です。

主演はケビン・スペイシーと
タイタニックで一躍有名になったケイト・ウィンスレットです。

おおまかなあらすじは・・・

同僚女性レイプ殺人の罪で死刑が確定し、
残り3日の命となった元大学教授デビッ・トゲイルが
ビッツィーという女性記者に独占インタビューを依頼しました。

最初は彼の有罪を信じていたビッツィーですが、
彼の話を聞いているうちに、
これは冤罪で誰かの陰謀だったのでは?と思い始めます。
そして、いろいろな事実が分かってきてそれが確信に変わります。

死刑執行までのタイムリミットが確実に迫ってくる中、
ビッツィーは事件の真実を解明できるのか?
真犯人は誰なのか?
デビットゲイルはどうなってしまうのか?

結末はすごいことになっています。
私もみごとにだまされました。

クライマックスが終わり、
そうだったのかと納得しかけたときに
本当のラストが待っているのです。

途中で真相が分かったっていう人がいたら本当に尊敬しますよ。

作品の大部分は、
デビットゲイルの回想シーンと
ビッツィー記者の謎解きを中心としたサスペンスですが、

作品の背景にあるのは、死刑と冤罪についてです。
舞台となったテキサス州は死刑執行の数がダントツの全米第一位。

作中での死刑に反対する活動団体や、事件に対する報道の仕方など
細かい部分ではリアリティーが追求されており、
アメリカにおける死刑の現実を知ることができる映画でもあります。


われこそは名探偵コナンにも負けないぞ!という推理名人はぜひ見てください。
by taji-kistan | 2005-10-22 15:08 | エンタメ
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