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就職について本気出して考えてみた

はい、完璧にポルノグラフィティーからぱくった題名です。

最近はいわゆるリクナビ系の仕事がやりたいと思い始めてます。
そりゃー今やってる陸上を仕事にできればいちばんいいんですけど
それが実現する可能性が少ないことをぼちぼち自覚する段階に来ました。

教師をやるのがいちばんいいというのは分かってはいます。
ただ、体育を教えようという気にはなれません。
私が教えたいのは陸上だけです。
要は部活だけ見れればいいという考えです。
他のスポーツにはコンプレックスさえもっています。

そして、部活で教えようと思ったときに
技術的な面はこれまでの蓄積があるので教える自信が少しはありますが
生徒達の将来について何も言ってあげられない自分がいます。

どんな仕事があって、どんなやりがいがあるのか
血の通った情報を提供してあげられないのです。
私の偏った一部の情報を教えてあげることしかできません。
それがとても悔しいです。

これまでも長期休暇のたびに母校の生徒と話をして、
何をしたいか分からないという生徒にたくさん出会いました。
そんな生徒たちがとりあえず大学に入学した、あるいは就職した
そんな姿を見てやるせない気持ちになります。

自分の人生は自分で切り開く、他人が決める物ではない
そんなことはもちろん分かってます。

でも、
そうできるように生徒たちを導いているでしょうか?
あふれている情報を掴みとる術をちゃんと教えているでしょうか?
一体どれだけの生徒が満足な進学、就職をしているでしょうか?
今の教育でどうやって職業観が身につくんですか?

思いつく問題点というか、疑問というか、怒りというか
そんな感情がふつふつとわいてきます。

ただ、いくら考えてもそれは机上の空論にすぎません。
もうこれは一回現場に飛び込まないと先には進まないことに気づきました。


いわゆる進学校で、目標を決める間もなく勉強に追われた高校時代に
トラウマを抱えているのだと思います。
そして、後輩たちを見てもそれが解決できていないように思えます。

たしかに、目標がないのを放置するのは自己責任です。
ただ、生徒たちがそんな状況に陥りやすい環境があると思います。


こうやって考えていることのどれだけが正しいのか、
あるいは全部思い過ごしなのか
それをこれから自分自身の行動によって明らかにしていきたいと思います。
by taji-kistan | 2005-11-03 19:00 | じょぶハント【2007更新停止】
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