Temporal and kinematic analysis of swing leg for elite sprinters
Li Chengzhi ,Huang Zongcheng 緒言 running cycleは2phaseに分けられる。 running cycle…走りの1サイクル 接地してから同じ足が再び接地するまでの2歩 phase…局面 1.support phase (支持局面) 他には接地局面とか 2.swing phase (スイング局面) 他には回復局面とか 過去の研究ではエリートスプリンターの支持局面とスイング局面の割合は1:3.5だった。 (つまり支持局面が約22.22%、スイング局面が約77.77%) 中略 本研究の目的はエリートスプリンターのスイングレッグの重要なキネマティック的な要因を明らかにすることだ。 方法 10秒0台~10秒1台の3人のエリートスプリンターを用いてスイング脚のキネマティック的分析を行った。 イベント分け IFO… ipsilateral foot takeoff 同側の足の離地 CFS… contralateral foot strike 逆側の足の接地 CTO… contralateral foot takeoff 逆側の足の離地 IFS… ipsilateral foot strike 同側の足の接地 結果 ・股関節の屈曲時間は伸展時間の2倍である。 ・膝関節の屈曲と伸展の時間の割合はほぼ等しい。 ・股関節の屈曲角速度は伸展角速度よりも顕著に大きい。 ・膝関節の屈曲角速度と伸展角速度はほぼ等しい。 ・膝伸展の最大角速度は股関節が屈曲から伸展に変わる瞬間でCTOと同時に起こる。 ・脚の正の加速度はIFOの直後に最大になる。 ・脚の負の加速度は逆足接地中に起こりCTO直前に最大になる。 ・股関節が回復中に最も速く動いている時(身体が鉛直線を通過するタイミング)に膝は最もよく 屈曲されている。そしてこのとき脚の慣性モーメントは最小になっている。 結論 スイング局面における脚の加速度曲線はスイング脚の効率を調べる良い指標である。 寸評 膝を曲げれば慣性モーメントが小さくなり脚を素早く動かすことが出来るということを述べている。だいぶ昔の報告なので、今となっては当たり前のことかもしれない。 せっかく10秒前半の選手のデータだったが,数値はグラフが載せてあるだけで具体的数値が分からないのは残念だ。
by taji-kistan
| 2006-12-18 06:19
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